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青銅は銅とスズの合金で、融点が低い、硬度が高い、鋳造時に気泡ができにくい、流動性が高いといった特性を持つため、兵器・工具・容器に適しています。遥か5000年前、中国にはすでに青銅製工具が存在していましたが、青銅製の礼器は商周の時代になって盛んに鋳造されるようになりました。時は紀元前十六世紀から紀元前三世紀のことです。
商の人々は神仏や霊魂を敬い、祖先神がすべての災いや幸せを司っていると考えたため、祈祷や御供えを常に行っていました。祭礼に用いられる容器はすべて青銅製で、食器・酒器・水器・楽器の使われる種類や数から使用者の地位や身分を知ることができます。礼法制度を反映するこうした青銅器は「礼器」と呼ばれています。
青銅礼器はすべて美しい文様があり、その意味は完全には分かっていませんが、製作者の心の動きを表現していると考えられています。また、商周の青銅礼器には銘文を鋳出する習慣があり、一族のマーク、勲功や任命などが記されています。当博物院の所蔵する銅器は長い銘文で知られており、大きな特色となっています。
今回展示する銅器は、商代、周代、秦代、漢代を代表する傑作で、極めて貴重な作品ばかりです。時代別に陳列される銅器を通して、中国青銅美術の変化を感じ取ってください。
作者:游國慶
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