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『金剛経』は、全名を『金剛般若波羅蜜経』と書き、梵語では「Vajracchedikā-prajñāpāramitā
Sūtra」(Diamond Sutra)と言います。梵語においては、金剛は「鋭利、一切を打ち砕く」という意味を指し、般若は「知恵」を指します。つまりこの経書は愚昧を打ち砕き、知恵を得るという典籍です。『金剛経』は大乗仏教に属する般若経典で、読誦し受持する外、経文を書写するのも功徳修行の法で、著名書家も経書の書写に参与することがあります。今回の展示品には南宋時代(1127-1279)の張即之(1186-1263)・葉鼎、元代(1260-1368)の趙孟頫(1254-1322)、明代の董其昌(1555-1636)等の四名の名家写本があり、それぞれの風格に特色がある極めて珍貴な作品です。
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