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『大宝積経』は中国の仏教界に五つの重要な典籍の中の一つと称され、崇高の地位に達し、体裁は叢書としたもので、内容は大乘仏教の各種主要な法門を伝受し、「中道正觀」の思想を提唱するものです。本経は天竺の僧(現在のインド)‧菩提流志(Bodhiruci,562-727)が唐中宗‧神龍に二年(706)より翻訳し、編集し始め、七年にかけて、玄宗‧先天二年(713)までに完成したのです。この経集は全部合わせて百二十巻があり、四十會に分けられ、即ち四十種類の経典が含まれており、その中に菩提流志によって新訳されたのは二十六種類がありますが、旧訳にあたるものは二十三種類があります。今回、展示に出されたのは宣宗宣德五年(1430)に詔によった書き写された泥金書写本であり、一巻毎に一冊にし、合わせて百二十冊があり、首巻の最初頁と末巻の最終頁にはそれぞれ泥金の線で描いた仏説図と護法韋陀像が載せられたものです。
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