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仏教は八萬四千の法門があり、その究極の目的とは、衆生を輪廻から解脱させ、仏の果を証することができるように引導することです。とは言うものの、衆生の現世で疾病•苦難を乗り切って、快楽円満を追求したいという願いでも疎かにせずに、消災•解厄•祈祥•納福などを叶える世間法門が説かれており、その中に密教の典籍は更にこのようです。仏陀‧菩薩に対し礼讃‧供養し、咒語の念誦をすることによって、自宅の平安が得られる上に、邪魔からの侵害、水‧火の災害、盜賊からの諸災難など、何れも無くなり、更に長生きでき、安穏•吉祥が得られるようになります。今回展出した『仏説天地神咒鎮宅八陽経』の四つの經典は正にこの様な仏経で、歴朝の内府に珍蔵した秘籍であり、泥金写本で、絵像は荘厳で、かつ字体は綺麗です。刺繍本の方は書き方が細かいが、力が有し、活発する上に少しも単調ではなく、全般的に書き手のずば抜けた技巧及び法宝に対する敬虔の心が明らかに見られます。
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