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各展示品解説
墨晶鏡
墨晶鏡

◎墨晶鏡

鏡は、日常生活における実用品の一つであるが、古代、鏡は一種の工芸美術品でもあった。中国は古くから銅や鉄などの金属を鏡の主な材料とすることが多かった。しかし、玉製の鏡もあり、それらは稀に見る貴重な宝物となった。

故宮博物院所蔵の「墨晶鏡」は、旧名を「烏玉鏡」という。以前は烏玉製と考えられていて、道光帝も「詠烏玉鏡」という御製詩を残しており、詩文には「星沈海底雲光黒」、「鑑来鬚髪浄無痕」とあり、この鏡のことを詠んだものかもしれない。しかし、近代の研究者は、この鏡の材質は烏玉ではなく、「煙水晶」だとしている。

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