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◎田黄石異獣鎮、墨晶筆筒
清代皇帝の多くが文房清玩を好み、工匠たちは皇室の高雅な趣味に合わせて貴重な材料を用い、その形状や特質を生かして精美な文玩を作り出した。本院所蔵の「田黄石異獣鎮」と「墨晶筆筒」二点は、その好例である。
田黄石は、寿山石の中で最も貴重なもので、地の色は黄色で艶やかな輝きを放つ。この「田黄石異獣鎮」の造型は生き生きとして、細かな毛穴まで見てとれ、生命感に満ちている。また、「墨晶筆筒」は、もともとあった白い点を利用して梅のしべとし、その周りに花弁を加えて瑞々しい梅の花を形作っており、創意工夫を凝らした作品といえる。
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