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南アジアのムガール帝国と西アジアのオスマン帝国王室の一族はいずれも中央アジアの出身でした。両国ともに玉彫工芸が発展し、器類と紋様の主題はほぼ同じものですが、それぞれに異なる趣が生じました。これら二種類の玉器の実物と拓片から、両者の違いを比較することができます。
花のつぼみを双柄とする場合、ムガールの玉彫職人は、はにかんでうつむいたような形につぼみを彫刻しましたが、オスマンの玉彫職人は花の茎を誇張したS字型に作り、つぼみも上向きになっています。ムガールの玉職人は、多層の浅浮き彫りを得意とし、花や葉の清らかな生命力がよく表現されています。一方、オスマンの玉職人は、花びらや葉を円形または楕円形にへこみませて仕上げており、より図案化されています。
両者はともに規則正しく整った対称的な花葉紋を主な装飾紋様としていますが、ムガールスタイルの方が比較的自然で優雅、オスマンスタイルは剛直で明朗なものとなっています。
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| ムガール帝国 花蕾形双柄碗 拓片 |
オスマン帝国 S形双柄碗 拓片
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| ムガール帝国 花蕾形双柄碗 |
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| オスマン帝国 S形双柄碗 |
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| ムガール帝国 彫花蓋罐 拓片 |
オスマン帝国 彫花蓋罐 拓片 |
| ムガール帝国 彫花蓋罐 |
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| オスマン帝国 彫花蓋罐 |
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