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清 郎世寧(Giuseppe Castiglione) 百駿図 |
巻 絹本着色 94.5 × 776.2 cm
故画00916 |
郎世寧の前期作品である。7mにも及ぶ長巻に秋の馬の放牧風景を描いている。草原で憩う馬、樹木の間にいる馬─それぞれ違った動きを見せる多数の駿馬が、繊細な光と影の変化による見事な写実性をもって表現されている。構図を見ると、一方向に延びる中国伝統の放牧図となっているが、山水や樹木の配置には西洋の遠近法がはっきりと見て取れ、馬の大きさもそれによって変化している。遠山や岩石の描き方は、中国伝統の筆法とは異なり、樹木にもたっぷりと顔料を用いている。 |
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清 郎世寧(Giuseppe Castiglione) 画瑪瑺斫陣図 |
巻 紙本着色 38.4 × 285.9 cm
故画01098 |
瑪瑺は西域戦争の功労者で、副将軍・富徳に随ってジュンガル(準葛爾)を平定し、敵陣に深く侵入し馬を捨て負傷しつつも応戦し、後に護軍統領となった。巻末に瑪瑺の事跡を称揚し、それを絵にして讃えるよう命じたとの乾隆帝御筆がある。画中の瑪瑺はちょうど矢をつがえているところで、すでに敵の一人は矢に射抜かれ、もう一人は地面に倒れている。正に「三条の矢」で敵を制した様子を描いている。乾隆帝の御題によれば、己卯年(1759)に作画された。 |
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清 郎世寧(Giuseppe Castiglione) 画花陰双鶴 |
軸 絹本着色 170.7 × 93.1 cm
故画00955 |
薄紅色の薔薇が咲く傍らに二羽の鶴が佇んでいる。一羽は首をひねって頭を羽根に埋め、もう一羽はわずかに後ろを振り返り、まだ羽根も生えそろっていない二羽の雛を見守っているかのようである。生き生きと描かれた羽根は、羽根の筋だけでなく光沢もあり、この光沢の描き方を植物にも用いて、薔薇や菖蒲なども細やかに描写されている。本作に描かれた鶴の雛はあまり見られない画題である。乾隆帝は詩文で鶴の雛を「鶴雛纔出殼、便具凌雲概」と描写した。画中の雛のまっすぐに立つ様子と呼応するものかもしれない。 |
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清 郎世寧(Giuseppe Castiglione) 画魚藻 |
軸 絹本着色 68.8 × 122.1 cm
故画00959 |
水中の泳ぐ魚を描く伝統は早くも宋代に現れた。しかし、本作は伝統的な魚藻図とは異なる。魚を大きくし、大魚の下に水面に浮かぶ浮草や水中の水草を描くことにより視覚的に特殊な効果が生じ、二匹の大魚が空中に浮かんでいるかのようである。画面周囲に残る草葉紋のような跡から見るに、本作はもともと宮殿壁面の貼落画で、後に掛け軸に表装されたものかもしれない。 |
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巻 紙本着色 68 × 1550 cm
国巨文教基金会所蔵 |
乾隆帝が乾隆4年に初めて大閲典礼を挙行してから後、三年に一度検閲を行うこととなった。乾隆11年(1746)、乾隆帝は金昆などの宮廷画家に命じて「大閲図」四巻を描かせた。「幸営」、「列陣」、「閲陣」、「行陣」各巻末に梁詩正などの大臣が巻中に描かれた内容を楷書で記している。現在、二巻「列陣」は北京故宮が所蔵しており、これは「閲陣」巻である。乾隆帝自ら陣中で検閲する様子が描かれており、画中の乾隆帝は軍装で馬に乗っている。画風から見るに、郎世寧の筆法に倣った作と思われる。 |
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軸 絹本着色 175 × 97 cm
故画03117 |
十二月令図一組の内の一幅「十二月」には冬の雪景色が描かれている。建物は近景から遠景へと配置され、西洋の透視法を用いている。それぞれ異なる建築物で仕切られた空間に、季節にふさわしいさまざまな活動の細々が配置され、そこかしこにその月の風景が表現されている。画風は精緻で色使いも工夫が凝らされており、正に清朝画院の画風を代表する作品の一つであるといえる。 |
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