石雕家 和泉正敏

左図:石彫家・和泉正敏氏。右図:石彫家・和泉正敏氏の創作風景。

1938年、日本の四国地方、香川県高松市牟礼町で、日本の伝統的な石彫作品の製作を代々の生業とする石彫の名家に生まれる。香川県には良質の花崗岩(俗に庵治石と称される)が大量に埋蔵されており、日本で最も重要な石彫の産地である。日本庭園の石灯籠や石塔、墓石や記念碑などの工芸品を主に製作している。1960年代、和泉氏は国際的に著名な日系アメリカ人の芸術家イサム・ノグチ氏と出会い、現代的な石彫創作の道を歩み始め、イサム・ノグチの彫塑作品製作のパートナーとなった。代表作の「黒い太陽(Black Sun)」は現在、アメリカのシアトル美術館(Art Museum, Seattle, USA)に収蔵されている。故宮博物院の〈無為/無不為〉は和泉氏最新の力作である。