歓迎のことば

初めまして、私は国立故宮博物院の院長、周功鑫と申します。故宮にお越しいただきまして、ありがとうございます。

国立故宮博物院は65万点以上の収蔵品があり、書画や銅器、玉、陶器などの珍しい品々、また文献資料などを収蔵しております。その年代は遥か新石器時代から、中華民国時代に至るまでと幅広く、これらは全て、中華民族の文化芸術の成果であり、結晶でもあります。中華文化の歴史を知るためには、必ず訪れるべきところであります。

本院の収蔵品は、その大部分が、宋、元、明、清の時代の皇室に収蔵されていたものです。その後台湾の資料を追加し、中華文化の収蔵として、国際的な人気を誇っています。これら貴重な文化遺産は、戦火から守るため、北平の紫禁城から運び出され、上海、南京、重慶、武官など千里の道を越え、民国37年の冬から38年の春にかけて台湾にたどり着き、その根は落ち着きました。

故宮が台北の外双渓に作られて40年以上になります。この40年あまり、文献の収集、保存、研究、展覧、普及、行商などに力を入れてまいりました。これら貴重な文献を通して、皆様の生活に歴史や芸術を取り入れるお手伝いができればと、故宮は期待しております。故宮がみなさまにお見せしたいのは、若々しく現代的な故宮です。今回のご来院が、皆様のよき思い出となり、中華の悠久な歴史を感じていただけるものとなることを願っております。それでは、長い歴史の流れに、ご案内いたしましょう。

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