主な図像_書画装池の美 國立故宮博物院 National Palace Museum

展期:2008/04/01 ~ 2008/06/25
陳列室:210、214、216

Dates: 2008/04/01 ~ 2008/06/25
Gallery: 210, 214, 216

中文版English Versionサイトマップ

展示作品概説

「装池」は、わが国特有の伝統技芸である。「装裱」「装褙」「裱褙」、あるいは「装潢(こう)」ともいう。書画は装池を施こさなければ、鑑賞しがたいばかりか、保存もしにくい。美しい装裱をして後、やっと完全な芸術品に变わるのである。古人は、かって「装潢は書画の命を司さどるものなり。」といい、また「書画を宝とするものは装潢を究めなくてはならない。」ともいう。(明‧周嘉冑《装潢志》)ともに装池芸術の重要性を述べたものである。

一方古跡に損傷があった場合、再裱装をしなければならない。こうすれば本来もろくなって剝落した古い書画を真新しくして輝やかしさを引き出すことができ、その作用がもたらす意義は特に大きい。国立故宮博物院が収蔵する書画の総数は1万余点以上に上り、その內、若干の名家の名跡は既に千年も時間を経过している、もしも歷代の優れた技師たちの細心の注意を払って守ることがなければ、これらの書画は本来の完全な姿を保って来られるはずがないばかりでなく、定期的に皆さんの前に展観することもできないであろう。

中国書画の装潢の形式は、総じていえば、立軸、手卷、冊頁、扇と団扇(うちわ) の四種類に分けられるが、それぞれに又やや变った形も多く含まれている。例えば、立軸には中堂、条幅、橫披、対聯、連屏など違った樣式があり、手卷には撞邊、包邊、翻邊の区別があり、冊頁には摺裝、蝴蝶裝、推篷裝、経摺装等がある、そして扇とうちわには、障扇、団扇、紈扇、摺扇などがある。

今まで、書画の展観は、主として作品の內容の紹介に偏って来たが、このたびは「書画装池の美」特展にしぼり、おびただしい書画装潢の形式を借りて、観覽者が作品の観賞をすると同時に、装潢に関する知識や技術に対しても、より具体的な認識を得られるよう、また、永い歲月の中で、常に默默と書画の装潢や修復に献身して来た背後の英雄たちに深い敬意を払うと同時に感謝の気持をも表わすことができれば、と願っています。

國立故宮博物院著作權所有 Copyright © National Palace Museum. All Rights Reserved.