國立故宮博物院 National Palace Museum (New window)
 
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(伝)唐 韓幹 猿馬図 軸
(伝)唐 韓幹 猿馬図 軸 (New window)

本作には落款がなく、唐代韓幹の作とされている。韓幹は大梁(河南開封)の人、または長安あるいは藍田出身との説もある。天宝年間(742-755)、朝廷に召し入れられて供奉(宮中奉仕の官)となる。曹覇に師事し、画馬で名を上げ、唐代の張彦遠がこれを高く推賞した。

本作は竹石樹林、枝の間や石の上で戯れる三匹の猿、そしてその下には白と黒の二頭の馬が描かれている。宋徽宗の題字、「御書」の璽印、理宗「緝熙殿宝」の璽印は、いずれも後から加えられた偽物である。画中の猿や馬、樹木や岩石、枝葉などの描写はいずれも細緻であり、南宋の作品であるとの見方もある。

 

明 杜瓊 南湖草堂図 軸 紙本

明 杜瓊 南湖草堂図 軸 紙本 (New window)

杜瓊(1396-1474)は江蘇呉県の人。字は用嘉、鹿冠道人と号し東原先生と称された。経学に明るい博学者で、高く崇められた。書画にも長じ、生涯官途に就くことはなかった。

本作は1468年に描かれた杜瓊七十三歳の時の作品である。旧友の周鼎が南湖に建てた別荘を訪れ他時の様子を画中収めた。画中のぼんやりとした雲の光と樹木の影が意趣に富んでいる。画風は元代黄公望の影響を受けており、枯れた味わいと細やかな美しさがあり、老筆にして文人画の佳作に値する。
 
明 文徴明 花卉 冊 紙本
明 文徴明 花卉 冊 紙本 (New window)

文徴明(1470-1559)、幼名は壁、字は徴明で、後に字を徴仲に改めた。号は停雲生、衡山居士。詩書画に長じ、絵画は沈周に師事し、呉派の中堅画家とされた。呉派は花卉の写生を得意とした。本作は嘉靖十二年(1533)の夏、洞庭西山にある徐縉宅に避暑に招かれた時に制作された。清談、酔いもまわった境地の中で、興に乗じて窓辺の花々や奇石を描いている。花と枝葉は墨で輪郭を取り、墨色で表現したり、或いは所々に彩色を施したりしている。全体を通して力強い運筆で、変化に富んでおり、極めて生気に満ちている。

 

清 院本 親蠶図 詣壇 絹本

清 院本 親蠶図 詣壇 絹本 (New window)

「親蚕」は宮中の后妃が旧暦三月に行う養蚕を称える古い祭礼で、清代に至っても行われていた。

清の康熙時代から絵画により宮廷催事を記録していた。本院所蔵の親蚕図は郎世寧(ジュゼッペ・カスティリオーネ)・金昆・盧湛をはじめとする十人の画家による合作であり、計四巻ある。第一巻の「詣壇」は皇后が蚕壇に詣でる情景を描いており、沿道の儀杖が極めて荘厳である。第二巻の「祭壇」では皇后が祭壇で蚕を祭り、第三巻の「採桑」では盛装した皇后が宮殿の階下に座り、諸国の夫人たちが桑の葉を摘み取る様子を眺めている。第四巻の「献繭」では皇后が殿下に座り、妃嬪が跪いて繭を献上する情景が描かれている。本展覧では第一巻を展示している。

 
 
     
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