磁器を貴び 絹を貴ばず
明朝廷へ朝貢にやってきた外国使臣は大量の賞賜品を賜り、貢賜による政治関係が実質的な貿易となる特殊な現象が起こりました。この中で最も喜ばれた賞賜品の一つが磁器であり、ある国は「磁器を貴び 絹を貴ばず」の意思を直接示したり、またある国の使臣は磁器を求め龍泉地区まで赴き、ほかの地域へ転売したりしていたと言われています。沈没船から発見された品々から、龍泉窯がいかに愛されていたかがうかがえ、多くの国々でも龍泉窯の磁器を模造しながら、各々の特色ある磁器産業を発展させていくことになりました。

明 景徳鎮窯 宣徳款
青磁劃花花口碟

タイ 青磁印花魚文盤

タイ 青磁劃花大盤