主な図像_近代書画名品
 
  :::
展示作品概説
セレクション
展示作品リスト
ホーム
 
::: サイトマップ 中文English
 
:::展示作品概説
清朝末期より民国初期の間、我国の書画芸術の発展は西洋の影響と古代から伝えられてきた貴重な遺品の発表機会が増えたため、創作意欲や表現方法とも因襲にとらわれないで、時代の進展と歩調を合わせて変化して来ました。その結果、以前の嘉慶(1796-1820)や道光(1821-1850)時代の伝統的面影と違うばかりでなく、更に進んで生気あふれる復興的現象をも表わしていました。

総じて近代絵画を見るに、おおよそ地理的環境によって華北・華中•嶺南など三大系統に分けられます。その中で北京に住んでいた斉璜(1863-1957)・溥儒(1896-1963)は、それぞれ質素稚拙で優雅な絵で独特な表現をしていました。一方、上海で活躍していた趙之謙(1829-1884)・呉昌碩(1844-1927)・曾煕(1861-1930)諸家は、金石の線書き方法を潤(うるお)いを含んだ墨彩の中に取り入れ、海上一派の筆致疎剛な特質を作り上げました。その後、徐悲鴻(1895-1953)・傅抱石(1904-1965)は中外の画法を兼ね備え、新鮮な画風を作りました。革命発祥地の広州では、清末に居巣(1811-1865)とその従弟が絵の乾かない内に、顔料で点彩を加える撞(とう)粉法と水だけで点描きを加える撞(とう)水法という新画法を作りました。民国初期の高剣父(1879-1951)・高奇峰(1889-1936)・陳樹人(1884-1948)三人は日本で研究した結果、色墨皆美という嶺南画派を樹立し、今日に至るまで多大な影響を及ぼして来ました。

書法は清時代の半ばごろ、だんだんと発展した碑学の流れを引き継ぎ、書を習う者は争って力強く、おおらかな気品高い北碑書風を学ぶようになりました。例えば、鄧石如(1743-1805)・阮元(1764-1849)・包世臣(1775-1855)・楊沂孫(1813-1881)・趙之謙・翁同龢(1830-1904)などは皆この中の代表であります。民国初期、甲骨・金文が大量に現れ、時の書体に多大な影響を及ぼしました。たとえ、時は戦争で大揺れしてはいても、志(こころざし)ある人は、偶に筆を執(と)って書簡をしたためるや、その意気天を衝かんばかりの感がありました。例えば譚延闓(1880-1930)・于右任(1879-1964)など皆敦厚(とんこう)のなかに正気を含めてあり、そこに秘められた学識・技芸とも、実に並々の学力で至れるものではありませんでした。

この展覧は、当博物院が購入したもの及び近年各界から寄贈や寄託されました作品の内より精選したものを含めてあります。これらは、近代書画芸術の全体の様子を完備しているとは言えないけれども、観覧者はこれらの観賞から少なくとも百年来の芸壇の先達(だつ)の努力の成果により深い認識を得られましょう、と思います。

 

 

 

 
 
國立故宮博物院 National Palace Museum (New window)   國立故宮博物院著作權所有 Copyright © National Palace Museum. All Rights Reserved.