國立故宮博物院 National Palace Museum (New window)
 
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清 丁観鵬 極楽世界図
清 丁観鵬 極楽世界図 (New window)

丁観鵬(1737-1786年間に活躍)、乾隆時代の宮廷に仕え、人物画を善くしました。本作は乾隆24年(1759)の作品で、西方極楽浄土の荘厳な世界を描いたものです。両手で禅定印を結ぶ主尊の阿弥陀仏は頭部から光を放ち、光の中には十方の諸仏が現れています。観世音菩薩と得大勢。菩薩、二尊の脇侍菩薩が両側に配置され、その周囲を諸菩薩や羅漢、天人などが囲んでいます。上方には祥雲、その間に見える華麗な七宝楼閣が互いを引き立て、下方の蓮池には蓮の花九本が描かれています。作品全体に西方浄土の神々しさがあますところなく描かれています。

 

清 緙絲 極楽世界

清 緙絲 極楽世界 (New window)
白地の織物に西方の極楽世界が描かれています。内容、様式、構図はいずれも本院所蔵の「清 丁観鵬 極楽世界図」に非常によく似ており、丁氏の作を模写したものだと思われます。二作の詩塘ともに乾隆壬寅年(乾隆47年/1782年)の御題四体書があることから、これ以前の作品であったと考えられます。 本作の主だった輪郭線や色使いは織りで表現されていますが、人物の顔や衣服の紋様、建築物などの細かな部分は、筆による描き込みや染めで表現されています。全体に明るい色使いで、細部も細かく丁寧に表現された、乾隆時代の緙絲の名品です。
 

清 丁観鵬 画文殊像

清 丁観鵬 画文殊像 (New window)

丁観鵬、生没年不詳。乾隆時代に活躍し絵画に優れ、宮廷に仕え、人物画を善くしました。明代末期の画家、丁雲鵬の筆意に倣っていますが、顔の部分に西洋画法を取り入れているため、その表情は印象深くより生き生きとしています。

本作には五仏の宝冠をいただく文殊菩薩が獅子にまたがる姿が描かれており、荘厳な雰囲気に満ちています。明るく美しい色使いで細やかに描かれています。西洋画の明暗法を取り入れているため、立体的な効果が更に強調されています。作者の款識によれば、本作は乾隆26年(1761年)4月の作品であり、この年の春に乾隆帝が五台山の文殊菩薩を参拝した事に関連して描かれた作品です。
 
     
     
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