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余省(1741~1757に活躍)、江蘇常熟の人。字は曾三、号は魯亭。蒋廷錫の弟子で、花鳥・虫魚の絵画を善くし、特に蝶の描写に長けていた。西洋の写生技法を採り入れ、色遣いは華やかで美しい。
本冊の右頁には、余省が命を受けて乾隆十二年(1747)に描いた「二十四番花信風」(二十四節気中の小寒から穀雨に至る八節気を二十四(候)に分け、各候に咲く花を知らせる風)の花々が配され、左頁には花を詠った乾隆御製詩が荘有恭により行書で書かれている。
《梁元帝纂要》には「小寒至穀雨、凡四月八気二十四候、毎候以花之風信応之」とあり、「二十四番花信風」の花は梅花に始まり栴檀(楝)で終わる。栴檀が散る頃には立夏となる。
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