仏四面龕像
中国 西魏大統14年(548) 黄花石
総高34.7cm 長さ11.3cm 幅18.7cm
「大統十四年九月十五日比丘僧恵敬造玉石像天宮四堪像一区願一切衆生同成正覚」
龕形(岩のくぼみを彫ったような形)に作られています。正面に一仏三尊像があり、主尊は結跏趺坐を組み、右手で無畏印、左手で與願印を結んでいます。その両側に立つ菩薩は合掌しています。龕の下方に獅子2頭と香炉があります。裏側にも三尊の像があり、主尊の菩薩は両手を膝に置き椅子に腰かけています。龕の外両側に浅浮彫りの脅侍菩薩がいます。正面と裏側の間の両側はそれぞれ菩薩の立像龕となっており、龕の下方は僧侶と供養をする人物像となっています。仏像の顔は丸みを帯びた四角形で、あどけなさが感じられます。刀法には深い落ち着きが感じられ、典型的な西魏の仏像といえます。
|