主な図像_雍正帝-清・世宗文物大展
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タイトル:展示作品概説
清・世宗雍正帝は、清の入関後三代目の君主です。姓は愛新覚羅、名は胤禛(いんしん)。康熙十七年十月三十日(1678/12/13)に生まれ、雍正十三年八月二十三日(1735/10/8)に崩御しました。雍正帝は康煕帝の三十五人の息子のうちの第四子として生まれ、二十一歳に貝勒に封じられ、三十二歳に雍親王となり、四十五歳の時に皇帝に即位しました。在位期間は十三年。諡は憲皇帝、廟号は世宗、年号は雍正。人々から雍正帝と呼ばれています。
雍正帝は即位から崩御までさまざまな噂や憶測が飛び交い、今もなお多くの話題を残しており、史学者の間でも未だ定論はなく、複雑な歴史人物とされています。雍正帝は王権を固めるため、義理人情を決して挟まず、その残酷さは悪名を残していますが、統治者としての雍正帝は、果敢な決断力を以て大胆に革新を行い、政務に勤しみ、清廉潔白な政治を進め、さらに官吏の治績を整え、頽廃した気風を一掃し、政局を安定させ、国庫の充実を図り、人民の負担を軽減するなど、康煕帝の成果を継承し、輝かしい乾隆時代を切り開きました。正に「康乾盛世」の基礎を築いた人物であり、極めて優秀な皇帝であったと言えるでしょう。文化事業においては伝承を追求し、現存する類書の中で内容が最も豊富とされる《古今図書集成》を出版しました。正統性を求め、歴史編纂の任務を全うしたのです。また、芸術創作においては、精緻で優雅な宮廷の風格を重んじ、御用品を製作していた造弁処に対し、「より優雅に直せ」、「より薄く磨け」、「より細かく直せ」と命じていたほか、さらに東西文化の融合の影響を受けていたため、康熙・乾隆時代とは異なる数多くの御用品が作られました。また、雍正帝は書法に長じ、文筆は幽雅であり、宮廷画家と詞臣の作品をうまく結び付け、雍正時代に豊かな絵画と書法作品を残しています。
「雍正帝-清世宗文物大展」は、主に国立故宮博物院の豊富な収蔵文物と北京故宮博物院の三十七点のコレクションを中心に、雍正帝の人物像、政治、芸術文化の実績を紹介するとともに、マルチメディアを通じて社会に広く伝わる雍正帝の伝説の由来について説明します。本展覧は「雍正帝の一生」と「雍正朝の文化と芸術」の二大テーマと十一のコーナーで構成され、清代宮廷の収蔵文物から雍正帝を全面的に解読していきます。

雍正帝の生涯を記録、或いは説明した官書、史書、伝記、小説、演義、芝居などは多いものの、雍正時代の文物を以て、彼の一生とその精緻で優れた芸術的センスについて紹介するのは本展覧が初めの試みとなります。展示される二百四十六点(組)の文物には、档案、史籍、地図、肖像画、絵画、書法、硯、磁器、漆器、瑪瑙、琺瑯器などが含まれ、北京故宮博物院、上海博物館、中央研究院歴史語言研究所および個人の所蔵から出展されます。

 

國立故宮博物院 National Palace Museum (New window)