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國立故宮博物 National Palace Muserm(New window)
主な図像_天と人の合唱―玉石の彫刻芸術展
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選択項目:展示作品概説
選択項目:清 翠玉白菜
選択項目:故宮博物院所蔵巧彫玉石セレクション
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タイトル:清 翠玉白菜

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「清 翠玉白菜」の材料は白色と緑色が半分ずつ混じった翠玉(翡翠)で、もし一般の容器や腕輪、帯飾りなどを作ったのでは、亀裂やまだら模様があるため、瑕疵の多い劣材としか見なされなかったでしょう。しかし、玉匠は白菜という造型を思いついたのです。緑色を葉先、白色を茎とし、亀裂は葉脈の中に隠し、まだら模様は霜にあたってできた跡としました。衆人の目に欠陥と映ったものが、創作者の入念な創意工夫により、真実と美に変化したのです。

この作品はもとは永和宮に陳列されていたことから、白菜は永和宮で暮らしていた光緒帝の后妃、瑾妃が所有していたものと考えられています。このため、潔白を寓意する白菜は花嫁の純潔を象徴し、多産を寓意する葉先にとまった二匹の虫は皇室に子孫が絶えないことを祈願するものと解釈され、作品に込められた意味は非の打ち所のないものとなりました。

今回の展示では、あっと驚く仕掛けを用意しています。映像によって故宮博物院成立以前の民国十四年(1925)当時、「翠玉白菜」が琺瑯の小さな植木鉢に植えられていた姿を復元します。清朝宮廷の「盆景」という元来の姿には、またひと味違う格別の趣があります。

清 翠玉白菜 琺瑯植木鉢付き (New window)

 翠玉白菜 琺瑯植木鉢付き
故玉2103/歳408-1/院53箱
長さ5.07cm 幅9.1cm 高さ18.7cm