新施設の紹介

建築の美学

三棟の建物と二つの園林から構成される故宮博物院は、1965年の一般公開以来、幾度もの拡張を経て今日のような規模に至りました。山の麓から故宮を眺めると、瑠璃瓦の緑色の屋根、淡い黄色と深いとび色が交錯した囲い塀が、山々に囲まれ、堂々とした気勢を放っています。幅のある階段を上り、「天下為公」の牌楼(アーチ)をくぐると、左右に威風堂々とした銅獅子が立ち、展覧ビルが眼前に現れます。

改築後の展覧ビルは広々として明るく、一階から三階は展覧室、四階には茶芸室「三希堂」があり、地下一階にマルチメディア・ブリーフィングルーム、マルチメディア児童学習エリア及びギフトショップなどが設けられています。特に地下一階ホールの書法の天窓は、光の移動と共に文字がゆっくりと動き、書法にまるで命が吹き込まれたかのようです。

展覧の最終目的は豊かな歴史文物の展示にとどまらず、参観者に対する潜在的な影響力を発揮することにある

デザイン天井(自敘帖) B1 ロビー
ギャラリーオープンエリア 1F 展示場出入口
釈迦牟尼仏坐像 展覽館1Fコーヒーショップ
1B ギフトショップ 三希堂

マルチメディア児童学習エリアと親子創意センター

「マルチメディア児童学習エリア」と「親子創意センター」は、本館地下一階と科学技術室の工房にそれぞれ位置しており、7~12歳の子供のために設けられたゲーム感覚の学習スペースです。「マルチメディア児童学習エリア」に於ける展示は、教師による文物カリキュラムの編成、教学のアレンジ、教師と児童のインタラクティブな活動を可能にしているほか、参観前の事前学習の場としても利用できます。工房形式の「親子創意センター」は、親子が一緒に「体験学習」を楽しむコーナーであり、子供たちの創意をかき立てる非公式な学習環境です。