國立故宮博物院 National Palace Museum
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筆に千秋の業あり New Window  
筆に千秋の業あり─書道の発展
時間:2009/10/01 ~ 2009/12/25
会場:204, 206(常設展、期間中に展示品交換を行います)
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書法とは、漢字文化圏特有の芸術であり、古くから中国文化の伝統の中で体系化され、日常生活にも根付いており、古今を通して親しまれています。古より今に至る中国書道史の発展過程には、多くの人々が深い関心を寄せています。この度の特別展はそれらをご覧いただくために企画されました。


秦・漢代(221BCE- 220CE)は書道の発展における重要な転換期です。まず夏・殷・周三代以来の古文と大篆、銘刻に枝分かれした書体が統一され、標準的な書体である小篆が作られました。また、春秋戦国時代に登場した隷書も篆書が簡略化されたもので、漢代に一般的な書体となりました。簡略化を推し進める風潮が盛んになるにつれ、隷書は更に変化と分化を続け、草書と行書、楷書が生まれました。書体は絶えることなく変遷を繰り返し、魏晋南北朝(220- 589)に至ると、過渡的な書風や各書体の混合したものが現れ、歳月を経た変遷の中で結体や筆法が自ずと規律化される様子が見てとれます。


隋・唐代(581- 907)も転換期の一つにあたり、政治上の統一によって南北各地の書風が合流し、筆法も更なる発展を遂げ、楷書が一般的な書体となりました。宋代( 960-1279)以降、古典的な書を伝えるため、法帖が盛んに作られるようになりましたが、伝統的な書風の継承のみならず、個性を表現し、天趣を得ようとした書家が現れました。


元代(1279-1368)に至ると、復古が提唱されて晋・唐代の伝統が継承された一方、伝統に束縛されない意識もしだいに高まり、明代(1368-1644)になると、縦横に筆を揮う奔放な書風も登場しました。明人の書は非常に多彩な様相を呈し、特に自由奔放な行草書は、当時のあくまで伝統に則った書法と対比をなしています。その間に個性を発揮して自らの書風を確立した書家も時代の波に呑まれることなく自己表現の道を歩みました。清代( 1644- 1911)以降、三代(夏、殷、周)、秦、漢の古文や篆書、隷書などの字体が相継いで出土し、実証的な考証学が勃興する中、書道界にも金石学が興り、刻石と法帖を照らし合わす事によって古今の繋がりを見出せるようになり、篆書及び隷書における新たな方向性が導き出されたのです。
 
 
 
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