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展示概要

国立故宮博物院は約70万点の貴重な文物を所蔵しています。文物の保存と修復の重要性を深く理解しており、独立した文物の保存修復を専門に行う部門を国内で唯一設置しています。収蔵品4種─書画・古籍と档案・器物・織物の修復室のほか、文物化学検測実験室もあり、本院所蔵品の予防的保存や修復、工芸史の研究、文物の収集など、博物館の基本的な業務に役立てられています。

本院所蔵の様々な文物は自然に古びて劣化が進行するため、保存修復を専門に行う職員がその文物の状態を診断し、科学的検査も行います。様々な画像や光学機器を用いた分析、物理や化学、材料工学などの知識を運用し、保存と修復に必要な問題を明らかにします。それと同時に、素材の違いや文物の種類に応じて修復計画を立て、適切な手法と素材を用いて修復作業を進めることにより、その文物の寿命と展示可能期間を延ばします。

この度の特別展では、国立故宮博物院の保存科学に関する研究や分析、修復技術についてご紹介します。人文と科学技術、美術品の修復─三つの分野の協力により得られた成果をご覧ください。この特別展は三つのコーナーに分かれています。第一章「科学技術を用いた検査と測定」では、X線撮影などの技術を用いて、青銅器や漆器、転心瓶、象牙球などの素材や内部の構造、制作技術などを明らかにします。第二章「陶磁器の修復」では、美術工芸品として高い価値を持つ陶磁器の修復にあたる職員が、陶磁器の外観を修復することにより、陶磁器の美しさや展示効果を高めていく過程をご覧いただきます。第三章「書画の修復」では、絹本画2点の表装の修復作業を通して、表装の様式や劣化状態の違いに応じて修復の方針や方法を決め、最適なやり方で文物の保護を行う様子をご紹介します。

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