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國立故宮博物 National Palace Muserm(New window)
主な図像_天と人の合唱―玉石の彫刻芸術展
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選択項目:展示作品概説
選択項目:清 翠玉白菜
選択項目:故宮博物院所蔵巧彫玉石セレクション
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タイトル:故宮博物院所蔵巧彫玉石セレクション

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数多くの石材のうち、石の堅さと水の潤いを兼ね備えた玉は、まるで山と川の精華が集まって凝結したかのようだ――というのが、中国人が八千年にわたって共有してきた美的感覚です。閃玉(軟玉、ネフライト)にせよ、輝玉(硬玉、ジェダイト)にせよ、「真玉」の色彩は変化に富んでいます。閃玉には白色のほか、青色、灰色、黒色、褐色、黄色、緑色…などなどがあり、輝玉には純白のほか、エメラルドグリーン、赤褐色、薄紫などがあります。「巧彫」(巧みな彫刻)における「俏色」(玉石本来の色を利用した技巧)の手法は、こうした特徴を完全に把握し、色彩の変化と分布に従って構図、造型を決め、イメージを完全な形へと具体化させていきます。展示作品の「玉人與熊」と「翡翠松鼠葡萄」は、いずれも大変良い例です。

玉に似た宝石の中では、石英類の瑪瑙や碧玉などが、独特で多様な文様や色彩を備えていることから、よく「巧彫」が施されてきました。当博物院所蔵の名品「清 肉形石」は、幾層もの模様が重なった碧玉類の鉱物であり、彫刻師はこの天然の特徴を生かしながら加工を施しました。まず、表面にびっしりと細かな穴を穿ちます。これは毛穴を演出するための細工ですが、そのほかに素材を柔らかくし、染色しやすくするためのものでもありました。次に一番上の層を赤褐色に染めます。それはまるで肉の皮にしみこませた醤油の色のようです。こうして冷ややかで固い石が、「東坡肉(トンポーロー、豚の角煮)」を連想させるような、新鮮で柔らかく肉汁のしたたる、口に入れればとろけそうな味わい深い作品に仕上げられました。「肉形石」」は、正に自然と人間の気持ちが通じた、ユーモアたっぷりの傑作と言えるでしょう。

清 肉形石 金属台座付き (New window)

清 翡翠松鼠葡萄 木座付き (New window)

清 肉形石 金属台座付き
故雑178/呂413/院2071箱
長さ5.3cm 幅6.6cm 高さ5.7cm

清 翡翠松鼠葡萄 木座付き
故玉3732/歳501-41/院2219箱
長さ7.2cm 幅5.1cm

清 玉人與熊 (New window)

清 瑪瑙渡船図鼻煙壷 (New window)

清 玉人與熊
故玉6182/呂1956-1/院1998箱
高さ6.0cm

清 瑪瑙渡船図鼻煙壷
故雑227/呂1684-1/院2071箱
幅5.1cm 高さ5.9cm

清 瑪瑙得勝図鼻煙壷 (New window)

清 瑪瑙得勝図鼻煙壷
故雑251/呂1684-2/院2071箱
幅5.3cm 高6.7cm