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国立故宮博物院

貴族の栄華-清代の家具

  • 展覧期間:常設展 2006-05-19~
  • 会場:北部院区 第一展覧エリア 108
家具は形と実用を兼備した芸術であり、空間の五官とも言えます。設置する場所により、空間の美しさや表情、趣も変わってきます。


中国の家具の発展は、約15~17世紀に最盛期を迎えます。当時の家具職人は、紫檀や黄花梨など、丈夫できめの細かい質感の堅木を用い、文人の風格を取り入れながら、書法のようなラインで形と構造を設計しました。こうして所謂「明式家具」は、簡潔且つ優雅、美しく且つ堂々とした風格を確立していったのです。18世紀に至り、宮廷に於ける大量の需要に伴い、清代家具は皇室の影響力を受けながら、落ち着きと威厳、さらに豪華で複雑な美しさを備えたものへと変化していきました。また、装飾にもこだわり、彫刻、象嵌、描画、積み重ねる技法をふんだんに運用し、時には西洋の素材を採り入れることもありました。


国立故宮博物院では、清代恭親王府に置かれていた紫檀家具を収蔵しています。紫檀は古来より高級木材とされ、丈夫で重々しさがあります。色合いは黄花梨のような華麗さはありませんが、厳かで、人に落ち着いた印象を与えます。これらの家具はすべて恭親王府に置かれていたものですが、作られた時代は17世紀~19世紀を跨いでおり、セットで作られたものではありません。当展覧では様々な組み合わせを好む現代の風潮に沿って、賑やかな居間と静寂な書斎の二つの環境を設定し、これらの家具をそれぞれ組み合わせて、置いて見ました。また、清代院画の中の情景を参考に、各スタイルの書画、文房清玩、置物を採り入れ、限りある展示スペースの中で、その役割がぼやけてしまった文物を本来あるべき位置に設置し、展示しています。
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