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国立故宮博物院

万世師表─書画の中の孔子

  • 展覧期間:2017-07-01~2017-09-28
  • 会場:北部院区 第一展覧エリア 202,208,212

康熙23年(1684)、南巡の際に曲阜(現在の山東省済寧市内)を通った康熙帝は闕里の孔子旧宅を訪ね、自ら榜書で「万世師表」と書した扁額を下賜し、大成殿に掛けさせました。翌年、その文字を模拓させて全国の孔子廟に配布したことをきっかけに、「万世師表」は孔子を示す代名詞となったのです。現在、台南孔子廟の大成殿に掛けられている「万世師表」の扁額は台湾で最も早い時代のもので、最大の扁額でもあります。

孔子(紀元前551-紀元前479)の祖先は殷の末裔で宋国の貴族でした。魯国に生まれた孔子の姓は子、氏は孔、名は丘、字は仲尼、後世の人々は敬意を込めて孔子または孔夫子と呼びました。孔子は東周時代の思想家で、教育者でもありました。詩書を編集し、周易に附文を寄せ、礼楽を定め、春秋を編纂するなど、孔子が関った書物は後世の科挙受験者必読の教材となり、中華文化に絶大な影響を与えました。近隣の日本や韓国、ベトナム、東南アジアなどの地域でもその学説は深く浸透し、儒家文化圏が形成されました。

孔子は孟子からも「聖之時者」と尊ばれました。孔子の思想はいつの時代でも通用するという意味です。孔子の言行や事跡、列国周遊の見聞は全て『論語』や『孔子家語』に記されているほか、『史記』や諸子百家の経史とそれにまつわる故事にも散見されます。国立故宮博物院には孔子に関する書画作品が多数収蔵されています。絵画や版画による各種肖像画のほか、書法作品─漢隷の名作や歴代の碑刻、経典由来の箴言、御筆による扁額など、いずれの作品も漢代から尊ばれた儒家思想が歴史に残した軌跡だと言えます。この度の特別展では、「聖賢小像─聖賢の肖像画」、「刻碑崇聖─孔子廟の石碑」、「歴代尊儒─歴代の儒家」、「経典図絵─孔子の思想と絵図」─四つのコーナーに分けて、35点の作品を展示いたします。この特別展を通して、数千年もの長きに渡り、聖徳により中華文化を豊かに育んできた「万世師表」に心からの敬意を表します。

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