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国立故宮博物院

アジア探検記—十七世紀東西交流物語

  • 展覧期間:2018-12-20~2019-03-10
  • 会場:北部院区 第一展覧エリア 105,107

十七世紀−それは新たなる知の探索と、新天地開拓の時代。

世界の東端に位置する明朝は、万暦年間の末から満州人の侵入に対する不安に晒されてきた。そして遂に満州人は入関を果たし、順治帝が即位し清朝を建てた。康熙帝と雍正帝、ふたりの皇帝を経て世は次第に平定された。これに対して、西洋の商人や宣教師たちはかつてない情熱と戦略を胸に、アジアへの進出を図っていた。彼らは沿岸貿易を拠点として、次第に宮廷に入り込むようになる。数多の西洋人がアジアを訪れる中、十七世紀東西交流網の舵を執ったのはオランダ人だった。彼らはアジアの知識と文化を西洋に伝えるだけでなく、東アジアの海域を往来する使者としても重要な役割を果たすようになる。オランダ使節が清朝皇帝に謁見を果たすまでの道のり。本展ではこれを視点に据え、本院およびオランダ・アムステルダム国立美術館、広島・海の見える杜美術館、大阪東洋陶磁美術館、又は国立台湾大学図書館、国立台湾大学芸術史研究所、そして台南市文化局などの機構から精選された作品を通して、響きあう東西交流の物語をご覧に入れる。

展示は四章に分かれている。序幕となるのは「旅の足跡」−オランダ使節の旅程に関連する記録や物品を展示する。第二章は「異国の珍宝」−世界の東西両端に生きる人々が抱いていた期待と想像。それは東洋様式を備えた品々、はたまた西洋情緒を喚起させるような品々を次々と生み出したのだった。第三章は「東方風情」−十七世紀という時空条件においても、外来文化の衝撃は手の届くところにあった。明朝の皇帝は過去を踏襲し、祖先の陵墓に向かって祭祀を催していたが、同時に書斎に身を隠す文人でもあり、個人的な趣味を謳歌していたのだった。最後は「世界との邂逅」-陶磁器に描かれた装飾紋様や蘇州版画、世界地図の表現手法に見るように、東西の特色を混ぜ合わせたような装飾様式もこの時代に出現した。ここに十七世紀の世界観を再構築し、アジアとヨーロッパの交流の影響下に生まれた芸術と文化を浮かび上がらせる。

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