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故宮国宝遊彰化—故宮文物Xニューメディア・アート展

  • #ニューメディアアート

展示概要

 彰化県は伝統工芸が盛んな県であり、奥深い文化を内包しています。県内には、鹿港龍山寺や鹿港天后宮等、極めて代表的な伝統建築があります。産業の面では、養豬業、養鴨業をはじめ、ゴーヤなどの産出量が多く、全国でもその名が知られており、彰化のB級グルメの「爌肉飯」は、一大特色を有しています。この度、彰化県政府は、国立故宮博物院に「国宝トラベル インターン」計画を申請し、本院所蔵の五点の文物を精選し、「故宮国宝彰化で遊ぶ」をテーマに、本院が所蔵する文物と彰化県の地元の特色の共通点を示し、リレー式に順番に彰化県立美術館に文物を移動、故宮ニューメディアアート展と共に展覧します。展示エリアは文物展とニューメディアアート展の両エリアに分けて展示されます。

 美術館の1階は文物展覧エリアで、彰化県の産業、人文風情と故宮文物の相互対話を繰り広げ、展覧期間中は、順番に故宮の人気のある文物5点を展覧します。その中で最も知られている国宝肉形石をはじめ、黃玉鴨、白玉錦荔枝、黃玉髓三連章、玉鳳柄洗等、本院が所蔵する人気の文物は3回に分けて展示します。いずれの文物も、天然の美をしのぐほど巧みで、細緻を極めた外観の下、更に深い意味を含んでおり、参観する皆様には古代の文人の趣を細かに感じて頂けると思います。当展示エリアは、同時に情景とインタラクティブデバイスを通して、参観の皆様をお連れして、彰化県と故宮文物が共有する産業と芸術の美を深く認識して頂くことを期しております。

 美術館三階と五階はニューメディアアート展エリアでは、故宮の人文歴史と科学技術の創新・応用を組み合わせた成果を示します。展覧の内容は生活に密着し、古代人の日常生活を主としており、古代の月令活動や文人の社交逸事、及び古人の師法自然が呈する書画芸術等が含まれており、古今の対照を通して、古代と現代の生活美学の繋がりを呈します。この度は、多項目にわたり栄誉の獲得をなした「国際大獎」の作品を出展します。例えば〈花氣薫人帖〉書法巨幅アニメをはじめ、「走入画中に入る」体感インタラクティブ劇場、「山水印石」の拡張現実感インタラクティブテーブル(AR)、「自敘.心境」の書法バーチャル・リアリティ(VR)と〈鵲華秋色〉の絵画バーチャル・リアリティ(VR)、高画質フィルム等を統括しており、芸術の科学技術領域を越えた多重視野を以て、参観者に斬新、且つ深い美観体験を味わって頂きます。

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