展示概要
国立故宮博物院は民国54年(1965)に外双渓に開設されました。開院以来、積極的にコレクションの拡充に努めており、毎年、予算を計上して新しい作品の購入を進めているほか、美術品受贈に関する規則も定め、本院コレクションの方向性に合致する作品であれば、収蔵家の皆様に作品をご寄贈いただき、広く一般公開することをお勧めしております。
こちらの陳列室には、これまでにご寄贈またはご寄託いただいた作品を精選して展示しています。寄贈作品に関する研究の促進と認知度を高め、一般の皆様とともにこれらの文化遺産を分かち合うことを目的としています。今期は、居廉(1828-1904)、高剣父(1879-1951)、高奇峰(1889-1933)、陳樹人(1884-1948)、胡藻斌(1897-1942)、黄君璧(1898-1991)、楊善深(1913-2004)など、広東の画家の作品を中心に展示します。作品をご寄贈くださった皆様に深く感謝申し上げるとともに、本院を国民的な博物館とすべく、引き続き各界の皆さまのご協力とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。