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展示概要

古画アニメーション─デジタル「百駿図」

  • 清 郎世寧(ジュゼッペ・カスティリオーネ/1688-1766)
  • 百駿図
  • 卷 絹本着色
  • 縦 94.5cm 横776.2cm

 

雍正6年(1728)に制作された「百駿図」は、郎世寧(ジュゼッペ・カスティリオーネ)の早期代表作の一つです。この作品には、様々なポーズを取る駿馬百頭の姿が描かれています。立ち上がっている馬もいれば、地面に伏せている馬もいます。じゃれあったり、食べ物を探したり、草原や林で憩う馬もいます。全体に鮮やかで華麗な色彩が施されており、複雑な構図となっています。丁寧に描写された陰影の変化を通して、精緻な写実性がよく表れています。郎世寧は中国伝統の画法と西洋の遠近法を融合させ、西洋画の顔料を使い、中西折衷のユニークな絵画表現を実現しました。構図や配置を見ると、西洋画によく見られる深遠の奥行きが表現されています。馬の大小も距離の遠近によって大きさの比率に変化があります。遠方の山々や岩石は中国伝統の筆法で描かれており、樹木には顔料が塗り重ねてあります。

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